能登方面の羽咋市に、気多大社という大きなお宮があります。縁結びで有名な神社ですが、この頃は若いお嬢様達が訪れ(人*´∀`)〜♪、縁結びの祈願をされているそう。
毎年の新年の初詣は、能登は気多大社、金沢は尾山神社、加賀は白山比?盗_社が賑わいます。

門をくぐると、目の前に出てくる拝殿は大国主の神が祀られています。こちら気多大社の主神となります。
ちなみに参道脇には大黒様の社もあり祀られています。
大黒様と大国主の神は元々は別々の神様なのに、日本で一体化された神様でもあり、ご利益も2柱分が合体した形で言い伝えられています。縁むすびと商売繁盛・福銭事と2つの大きなご利益が一般的かも知れません。
この一体化、大国も大黒も両方ともにダイコクと読める所から来ているのかもしれませんね。
大国主の神様は出雲の神様、大黒様は元々は、古代インドのシヴァ神の化身マカカーラだと言われています。インドから仏教が日本に伝来するときに一緒に来られた神様です。
インドの神様の頃は今のように優しい顔ではなく怖い顔つきだったと言われています。それをインドの密教が始めて仏教に取り込みそのうちに大黒様の表情も柔らかく変化していきました。
日本に最初に伝えたのは天台宗の開祖、最澄だと言われています。

(気多大社の大黒様)
大国主命は因幡の白兎で有名な優しい〜方です。素戔嗚命(スサノオの命)の息子なんですよ。素戔嗚命と言えばご存知ですよね、天照様の弟にあたる神様で大海原を守る神といわれており、地(根)の国出雲との関わりもある男神様です。
大国主の神は一番ポピュラーな呼び名で幾つもの呼び名を持つ神様としても知られています。例えばオオモノヌシ、オホムナツチ、ウツクシクニタマ、ヤチホコなどの名が上げられます(他にもあります)。
沢山の名を持つ意味はそれだけ神徳が多いという象徴とも言われているし、一方では元々、個々として居た神々をまとめ称した名であるとも言われています。
気多大社にはその他にも沢山の神様が祀られていて、気が多く集まるところからもこの名前に関わりがあるのではと思っています。

(気多大社の拝殿)
さ、話がそれましたが、伝承によると大国主の神が出雲から船で能登に来られ国土を開拓した後に鎮まられたのがこの地だと言われているのだそうです。
Σ( ̄◇ ̄;) は!! そう言えば・・・山陰地方と石川県の能登弁は何か似ていると以前から言われていますが、もしや関係があるのでは!!!
ブル(((o(≧、≦)o)))ブル 。。。 凄い発見???!
ちなみに更に話がそれますが・・・
能登では身体がダルイしんどい事を「たいそい (´Д`; 」といいますが、鳥取方面などでは「たいぎー ;´Д`) 」と言います。
なんか似てませんか!!確か他にも双方で似た言葉や表現はあるはず!!
ここここれはもしや・・・・
「大国主効果!!!」
彼(大国主)が出雲から船で能登に来たことによる言葉の似かよりなのか!?
ささ、話を戻しましょう。
お参りには順路があって、巫女さんがいる時などには案内してくれ、この拝殿でお参りをします。
運がよければ拝殿でお参りするときに宮司さんがドドドドドンッ!と太鼓を叩いてくださいますよ☆彡
普段はそれほどの人出でもないですが、初詣は酷くごった返してます。ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ キャー押さないで〜ぇ!

中にもお守りや絵馬の販売所もあります、ここで祈願をされたい方や、絵馬に願い事を書いて納めることが出来ます。

見てください!! ↑これ♪みな『恋♪』の絵馬です。一面真っ赤!!
こんなの始めてみました、京都の貴船神社も恋祈願で有名確かに結び祈りが一杯ですが、気多大社も負けてはおりません。
確かず〜っと前、昔ははこんな感じではなかったのですが、このところは雑誌などでも恋祈願で紹介されたり有名なようです。

神社の参道に大きな社務所がありますので、こちらにも色々なお守りなどが販売されています。
能登方面に来られたら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

(原生林・はいらずの森)
この神社の森は、はいらずの森と言われて大変大切にされています。緑の気持ちよい、良いお宮さんですよ♪
(o・ ・o)♪