明けましておめでとうございます。
今年も生産者の方々と共に、良質な商品をご提供できるよう努めてまいります。
今年も金沢屋をよろしくお願い申しあげます。
●能登にまいもん、冬の穴水。
明日はもう七草、そして今日は小寒、寒さも本番です。
日本海の波は高く、風雨にもまれて白く泡立った波の花が打ち寄せる
厳しい日々が続きますが、能登の良さはなんといっても冬にあります。
加能ガニや寒ブリ、タラ、甘エビ、地酒も新酒の季節です。
同じ能登半島でも、真ん中に能登島を抱くようにぐっと湾が入り組んだ
内浦は外洋の影響を受けにくいので、湾内はおだやかです。
波静かで水清らかな環境をいかし、穴水町では牡蠣の養殖が行われています。
牡蠣もまた冬が旬。
穴水町が年四回、四季折々に開催する旨いもの祭り「まいもんまつり」のなかでも、
冬の陣・かきまつりは人気が高く、焼きがき、カキフライなど、
統一メニューのかきフルコースを町内の飲食店で今月十日から三月末まで食べることができます。
能登半島地震からの復興進む能登の良さを、
それぞれの地域の美味をいかして工夫した「能登丼」もこの冬から始まりました。
穴水町では海鮮丼や特産の能登ガキ丼で皆様をお迎えしています。
能登ガキは酢ガキやカキ飯など料理にはもちろんですが、
調味料として使うこともできます。
いしり、いわゆる魚醤です。
能登の魚醤といえばイワシやイカのワタ(内臓)でつくる
「いしり(いしる)」が一般的ですが、塩漬けにしたカキを発酵させて搾った
金沢屋の[牡蠣いしり]は穴水町でカキ養殖に携わる道辺さんと、
夢一輪館の協力による、まさにオリジナル商品です。
ぷっくりと太ったカキを塩漬けにして発酵熟成させること二年。
搾って濾して、カキのエキスともいうべき旨味たっぷりの[牡蠣いしり]をつくりました。
鍋の隠し味にすれば、鍋あとの雑炊が楽しみです。
焼ガキにかけるのも贅沢。
青菜のおひたしにタラリ、野菜炒めの鍋肌にジュッ、
どちらもぐっと味に深みが出て引き立ちます。
いつもの鍋を[牡蠣いしり]で能登のまいもんに。
能登のまいもんで温かくおすごしください。