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2008年1月22日

[カテゴリ:金沢屋おりふしの便り]

甘エビ卵は希少品にして貴重品。(金沢屋おりふしの便り[一月二十一日/大寒])

冷蔵庫を開ければ、いつでも好きな時に氷が手に入る現代の暮らしと異なり、江戸時代、夏の氷はそれはそれは珍しいものでした。暑い季節にひんやり冷たい氷は、どんな美味にも勝る貴重品だったことでしょう。

冬に降った雪をなんとか夏までとっておけないものか、加賀藩では城内の氷室(ひむろ)と呼ぶ穴蔵に雪を詰め、融けないようムシロなどで覆って貯蔵しました。

そして夏、氷室を開けて取り出した氷を江戸まで運び、旧暦六月一日に将軍に献上したと伝えられています。

いまでも金沢郊外の湯涌温泉では昔ながらの氷室の行事を守り、今月二十七日に氷室の雪詰めが予定されています。そして夏には氷室から自然がつくった貴重な氷を取り出し、観光客に振る舞っています。

冷蔵庫の氷はいつでも手に入りますが、今でも天然氷は貴重品、自然の産物は時代が変わっても、そうカンタンに都合良くはいきませんね。

たとえば[甘エビ卵の塩辛]。
甘エビの塩辛ではなく、甘エビの卵の塩辛です。

卵を抱いた子持ち甘エビから卵を取り出し、塩辛にしました。
冬が旬の甘エビのなかから子持ちを選り分け、一尾からわずかずつしかとれない卵をていねいに集めた希少品です。
もちろん新鮮な甘エビでなければできない逸品です。

青く輝く宝石のような卵、プチプチとした独特の食感はまさに珍味。
[甘エビ塩辛]とあわせて、親子塩辛にしてもいいですね。

江戸時代の夏氷にも劣らないだろう貴重な潮屋の[甘エビ卵の塩辛]、ぜひ一度お試しください。

 

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コメント

甘エビの卵の塩から
これは美味でしょうね
美味しそうです、

甘エビの卵の塩から
これは美味でしょうね
美味しそうです、

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