[日々雑感]
グルメ・ド・兼六最終回 NO.1
金沢屋の生産者さんと楽しい話ができるグルメ・ド・兼六。
な、な、なんと最終回を迎えてしまいました。
とても残念です。
美味しいご飯と楽しい会話が持てる素敵な場所だったのに。
満員御礼の大人気で、予約を取るのが難しかったこの会。
参加者のみなさんからも「残念」と言うお声がいっぱいでした。
復活を、切に、切に、希望します!
ゲストは最終回にふさわしく、白山市でお米を生産されている番場さん。
優しい笑顔がチャーミングです。あったかいお人柄が伝わってきますね。
司会の金子アナとも、すごく和やかな雰囲気。
とっても朗らかなおじさまです。
しかし・・・話題がお米のことに及ぶと、瞳がキラッと光りました。
そうです、番場さんは命をかけてお米作りをされているのです!
左は「ひとめぼれ」。
そして右は番場さんがいつも生産されている「夢ごこち」です。
番場さんいわく「違いが分かるように対照的な二つを持ってきた」。
さて何が違うのでしょう?
一言でいうと「ひとめぼれ」は歯ごたえのあるお米、
「夢ごこち」はもっちりしたお米なのだそう。
どちらが美味しいか。それは全く食べる人の好みによります。
出身、年齢、食の趣向・・それぞれ培ってきた歴史で、自分自身の美味しいお米が決まるのです。
さらに言うなら「お米の使い分け」という考え方。
おにぎり、寿司、チャーハン、また一緒に食べるおかずによって合うお米は違います。
パエリアなら歯ごたえのあるお米、押し寿司ならもっちりしたお米。
甘みの強さでも使い分けができるんだとか。
お米の味や食感を、再確認したいですね。
「すき焼きと焼き肉では違う肉を使うのに、なぜお米の使い分けをしないのか」。
とても説得力のある番場さんのお言葉でした。
まずはおみやげにもらった「ひとめぼれ」と「夢ごこち」を食べ比べてみて、味をじっくり噛みしめてみたいと思います。