金沢屋日記・ブログ 金沢・能登の情報や、お料理レシピ、生産者やスタッフの日記をお伝えします。

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2012年11月14日

[金沢屋・商品について]

輪島塗とはどんなものか

輪島塗イメージ

乾漆夫婦箸乾漆夫婦箸(2本)
4,200円(税込・送料別)

黒塗大椀●黒塗大椀
18,900円(税込・送料別)

朱塗大椀●朱塗大椀
18,900円(税込・送料別)

黒布目塗●黒布目塗トレー
24,150円(税込・送料別)

朱布目塗トレー●朱布目塗トレー
24,150円(税込・送料別)

黒コーヒーカップ●黒コーヒーカップ
(内白塗り・ソーサー、スプーン付)
31,500円(税込・送料別)

朱コーヒーカップ●朱コーヒーカップ
(内白塗り・ソーサー、スプーン付)
31,500円(税込・送料別)

●漆の國の聖地、輪島


黒に朱に、潤み光を放つ艶やかな漆。輪島塗とほかの産地の漆器は、見ただけでは違いがわからない。どれもみな美しい。けれども漆器は美術品ではない。使ってこそいきる工芸品。輪島塗は使い続けるほどに、その良さを実感する。年月を重ねるごとに深まる満足感、それが輪島塗だ。


事例1そのまま乾かし、光を抑えた塗り立て仕上げの器なら、落ち着いた艶は日を追うごとに深みを増していく。艶々として華やかな呂色(ろいろ)仕上げなら、使い込むうちにしっとりとした輝きに変わる。どちらも使い艶が漆をさらに美しく育てる。
輪島の漆は育つ器。新品が一番美しいのではなく、使うほどに艶やかさが深まる。
能登半島・輪島の輪島塗は漆や下地を塗っては研ぎを繰り返し、なんと9層にも重ねるていねいな仕事で、堅牢さ、耐久性を高めてきた。だから使い続けることができる。だから美しく育つ。


●食器なら輪島、全国のプロが認めた耐久性

事例2輪島塗といえば食器。なかでも椀は古くから日本全国の料亭で愛用されている。毎日毎晩、使っては洗いを何度も繰り返す。酷使に耐え、傷んだら塗り直し、修理を施しながら使い続けることができる。それが輪島塗だ。

強さの秘密はそれぞれの工程にあるが、なかでも下地の布着せと地の粉は輪島独自のもの。
布着せとは椀の縁や高台など傷みやすい部分に麻布を貼り、補強すること。もちろん麻布をただ貼ったのでは、表面にデコボコの段差ができてしまう。だから「地の粉」を塗って研ぐことを3度繰り返し、表面をなめらかに整える。地の粉とは能登特産のケイソウ土を焼いた粉末と漆を混ぜたもの。ケイソウ土は金沢屋では[切り出し七輪]でおなじみだが、軽くて断熱性が高い。だから漆器の断熱性能が高まり、さめにくい椀になる。


行程

また漆をたっぷりと木地にしみこませるので、長年使っても漆と木地がはがれにくい。土台がしっかりしているから、傷がついても表面だけの塗り直しで補修できる。


布着せも地の粉も完成した椀からは見えないが、しっかりした土台があってこそ使い続けることができる。
だから輪島では隠れてしまう工程にこそ力を注ぐ。

●分業による協力と競争
輪島では古くより分業制で仕事をしてきた。まず器の骨格である木地、そして木地を整え補強する下地、仕上げの漆を塗る上塗り、沈金や蒔絵の加飾。職人から職人へ、それぞれの工程ごとに手渡されていく。

作家たち  

次の工程の職人が納得する仕事をすること。下地職なら次の上塗り職人が塗りやすい下地と納得する仕事を。上塗りは沈金が美しく映える塗りを。分業だからほかの職人の厳しい目が自分の仕事をチェックする。
自分は誤摩化せても、ほかの職人の目は誤摩化せない。万一手を抜いたら、次の仕事はない。同じ仲間として協力はするが、職人として競争し、高めあう。こうして輪島塗は技を磨いてきた。

 

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