
あやめもち 30個 わっぱ入り(5個入りわっぱ×6箱)
- 白千鳥 神保
- しっかりコシがあり、やわらかく伸びがいい餅と粗く潰した五郎島金時餡。石川県物産協会会長賞を受賞。
[内容:5個入りわっぱ × 6箱 計30個]
日々に咲く花。五郎島金時の餡を包み、[あやめもち]は白磁の平鉢で咲き競う。

おぼろに霞むような薄紫の花、指でつまんで形作った花弁の表情が一つひとつ微妙に異なるので、平鉢に数個盛ると、あやめが咲き競うように見え、趣があって美しい。
地元のサツマイモ・五郎島金時とインゲン豆の一種・白手亡をあわせた餡を、コシヒカリの米粉を搗いた餅で包んだ[あやめもち]。
材料だけをみれば、茶席菓子というより、気取らない日々のおやつ菓子に近い。
けれどもその色と形はことのほか美しい。紫芋によるうっすらおぼろな淡い紫。
3つの花弁をあらわしたシンプルにしてゆかしい姿。
外側の餅はしっかりコシがあり、やわらかく伸びがいい。
餡のなかで主張する粗く潰した五郎島金時が野趣に富む。餅と餡のしっとりとした調和も特徴だ。

なにげない普段着のお菓子もここまで上品に、美しく。
つくりたてのモチモチとした[あやめもち]を届けるため、冷凍で配送する。
好きな時につくりたての[あやめもち]。いつも満開のおいしさを楽しむことができる。
地元の良質な材料を使って、自分だけの菓子を。

加賀野菜のひとつ五郎島金時の特徴はコボコボの食感と甘さ。充分に甘みを引き出すため、焼いて粗く潰し、それだけではパサパサするのでインゲン豆の一種である、しっとりとした白手亡の餡とあわせた。

餅皮はコシヒカリの米粉。40分ほど蒸して搗く。団子は搗けば搗くほどコシが出るので根気よく千回以上は搗く。その途中で紫芋の粉を混ぜ、色とほんのりとした風味を加える。地元だから手に入る高品質の材料を使って、どこにもない自分だけの菓子をつくりたい。けれども良質な材料ほど、手を加えすぎないほうがおいしい。相反する条件を満たすため、まず形と色を工夫した。
あざやかすぎる菖蒲色が、おぼろな紅茶に。

前日に炊いた餡を、搗いて冷ましたきめ細かな餅でくるりと包む。
最初はまん丸な形。
この時の色が菖蒲色、いわゆる実際の菖蒲の花の色に近い、あざやかでくっきりとした紫色だ。
それがオブラートの微粉末をまぶすと一変。
淡くおぼろげな薄紫になる。
日本の伝統的な色名でいえば紅紫。
カラーガイド・日本の伝統色によれば、紅紫は藤色の赤みがかった色と記されている。

まぶしたオブラート粉により、すりガラス越しのように落ち着いた色に、日本の風情を伝える優しくやわらかく、はかない色に一変する。
最後にまん丸な餅の中央を指でそっとつまみ、菖蒲の花弁をあらわす形に仕上げる。余分な形や具体的な装飾をそぎ落とし、単純にしてシンプルに。
それが趣となる。
日々の菓子も美しくありたい。
愛でる楽しみを味わってほしい。

もちろん味はおいしく、餡と餅がなじんで、もっちり、しっとり。
五郎島金時の豊かな風味がしっかりと残っている。
ほんのりとした甘みながら、ただ甘さを控えただけの輪郭のはっきりしない菓子ではない。五郎島金時や手亡豆そのものが持つ甘みを引き出した、さらりと消える上品な甘さだ。
石川県物産協会会長賞受賞 石川県商工会連合会優秀賞受賞

白千鳥・神保は賢史さんで3代目。家業を手伝ってまだ5年目だ。
「全国の菓子を食べ歩くことが趣味。小さい時から甘いものが大好きでした。実際に自分で菓子をつくる時も、最終的には食べておいしいかどうか、みずからの舌で判断するのが一番だと思う。いつ食べてもおいしいと自信を持ってお勧めできる僕の初めてのオリジナル商品、それが[あやめもち]です」。

平成15年5月に発売し、翌年度の石川県優良観光土産品コンクールで(社)石川県物産協会会長賞を受賞。石川県商工会連合会・優秀賞も受賞している。初めてのオリジナル商品にして輝かしい受賞歴。
商品番号 | 0700110 |
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商品名 | あやめもち 30個 わっぱ入り(5個入りわっぱ×6箱) |
商店名 | 白千鳥 神保 |
商品内容 | 5個入りわっぱ × 6箱 計30個 |
重さ | |
賞味期限 | 冷蔵保存7日間、冷凍保存60日間。冷凍庫に保存し、解凍後にお召し上がりください。解凍後はできるだけお早めにお召し上がりください。 |
原材料 | 五郎島金時、白手亡あん、砂糖、コシヒカリ米、むらさき芋粉末、塩、粉末オブラート(食品添加物は一切使用しておりません) |
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